2019-04-19 渇き犬 詩 新しい昨日と古い明日 いつもどおりの7時 砂嵐とオレンジジュース 霞む花びら 涙目の喉 嗄れた時間 空きっ腹に文字 空振る熱 妬み 僻み 歪み 年を重ねた紙の上 心臓移植された言葉達 そこは生きていることの果実園 流し台のグリーンチャイルド 心の皮を剥いて 苦手な蜜柑を食べた 今年もクリスマスが来るように 祈りの曲をかけた 神様しか知らない 神様は知らない 全てを知ってるから 何も知らない